2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

13. 嫌気的条件でNADHを酸化する反応はどれか。

ホスホグリセリン酸キナーゼ グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ 乳酸デヒドロゲナーゼ アルドラーゼ ピルビン酸キナーゼ 正解c 解説解糖系では酸化還元反応が1カ所で、グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼでNAD+を還元する。嫌気的条件…

12. 解糖の中間体で高エネルギーリン酸化合物はどれか。

フルクトース1,6-ビスリン酸 グリセルアルデヒド3-リン酸 ジヒドロキシアセトンリン酸 ホスホエノールピルビン酸 ピルビン酸 正解d 解説解糖系の中間体で高エネルギーリン酸化合物は1,3-ビスホスホグリセリン酸とホスホエノールピルビン酸の二つである。いず…

11. グルコキナーゼについて正しいものはどれか。

Km値が低い。 おもに骨格筋組織に存在する。 グルコース6-リン酸による阻害を受ける。 グルコース以外のヘキソースに親和性が高い。 グルコースにリン酸を転移する。 正解e 解説ヘキソキナーゼのアイソザイムで、ATPのリン酸基をグルコース6位に転移する活…

10. グルコース6-リン酸による生成物阻害を受けるのはどれか。

ヘキソキナーゼ ホスホフルクトキナーゼ グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ エノラーゼ ピルビン酸キナーゼ 正解a 解説 グルコース6リン酸を生成物とする酵素は解糖系の中でヘキソキナーゼのみです。同じ反応を触媒する肝臓型アイソザイムのグル…

9. 嫌気的解糖でNADHの酸化に関与するのはどれか。

ヘキソキナーゼ トリオースリン酸イソメラーゼ グルコース6-リン酸デヒドロゲナーゼ ホスホグリセリン酸ムターゼ 乳酸デヒドロゲナーゼ 正解e 解説乳酸デヒドロゲナーゼは嫌気的な条件でNADHの酸化をおこなう酵素です。ここで酸化されたNAD+がグリセルアルデ…

8. 解糖における異性化酵素はどれか。

アルドラーゼ ホスホグリセリン酸キナーゼ グルコース6−リン酸イソメラーゼ ピルビン酸キナーゼ エノラーゼ 正解c 解説 イソメラーゼ、ムターゼはともに異性化反応を触媒する酵素の名前です。ムターゼはリン酸基などの官能基の結合の場所を動かす反応です。…

7. 解糖における基質レベルのリン酸化でグルコース1分子から得られるATPの分子数はどれか。

1 2 3 4 5 正解b 解説 解糖系の基質レベルのリン酸化反応は二カ所あり、グルコース1モルから合計で4モルのATPが生じます。但し、ヘキソキナーゼ、ホスホフルクトキナーゼで各々1モルずつATPが消費されますので、解糖系のATP産生量としては差し引き2モル…

6. 基質レベルのリン酸化によりATP合成に関与する酵素はどれか。

ホスホグリセリン酸キナーゼ グリセルアルデヒド 3-リン酸デヒドロゲナーゼ ホスホフルクトキナーゼ ホスホグリセリン酸ムターゼ ヘキソキナーゼ 正解a 解説 基質レベルのリン酸化とは高エネルギーリン酸化合物を基質としてADPにリン酸を転移する反応です。…

5. 解糖で酸化反応を触媒する酵素はどれか。

ホスホグリセリン酸キナーゼ グリセルアルデヒド3-リン酸デヒドロゲナーゼ アルドラーゼ トリオースリン酸イソメラーゼ ホスホグリセリン酸ムターゼ 正解b 解説 解糖系の唯一の酸化還元反応です。デヒドロゲナーゼは代表的な酸化還元酵素の名前です。嫌気的…

4. 解糖でグルコース6-リン酸を生じる反応を触媒する酵素はどれか。

ホスホグリセリン酸キナーゼ ヘキソキナーゼ アルドラーゼ トリオースリン酸イソメラーゼ ホスホグリセリン酸ムターゼ 正解b 解説解糖系の1段階目はグルコースの6位にATPからリン酸基を転移する反応で、グルコース6-リン酸を生じる。肝臓、腎臓ではグルコ…

3. 好気的条件下で解糖は何段階の反応か。

5 6 8 10 15 正解d 解説好気的な条件で、教科書的にはグルコースからピルビン酸まで、反応は10段階です。

2. 解糖系酵素の局在はどこか。

ミトコンドリア 細胞核 細胞質 粗面小胞体 ゴルジ装置 正解c 解説 特に説明はありません。国試等にも頻出です。

1. 解糖系の説明で正しいのはどれか。

肝臓実質のみに存在する。 赤血球では好気的条件のみで働く。 細胞質に局在する。 主に加水分解反応である。 大脳皮質には存在しない。 正解C 解説 解糖系は全ての細胞の細胞質に存在します。赤血球にも乳酸デヒドロゲナーゼがあります。解糖系の酵素は細胞…

2012年09月24日のツイート

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

2012年09月23日のツイート

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

音声ファイル

講義内容(音声ファイル) 音声ファイルは学内ネットワークで私のホームページからご利用下さい。

30. 発エルゴン反応はどれか。

グルコースにリン酸基を付加する。 ADPにリン酸基を付加してATPを合成する。 ATPを加水分解してAMPとピロリン酸を生ずる。 脂肪酸を補酵素Aに転移してアシルCoAを合成する。 グリコーゲンの非還元末端にグルコース残基を結合させる。 正解c 解説エネルギー…

14. ATP合成反応の基質とならないのはどれか。

ADP AMP GTP ホスホクレアチン ホスホエノールピルビン酸 正解b 解説ADPはアデニル酸キナーゼ、ヌクレオシド二リン酸キナーゼの反応でATPを生じる。同様にGTPはヌクレオシド二リン酸キナーゼ、ホスホクレアチンはクレアチンキナーゼ、ホスホエノールピルビン…

13. 高エネルギーリン酸化合物でないのはどれか。

ホスホエノールピルビン酸 グルコース6-リン酸 アデノシン三リン酸 ピロリン酸 1,3-ビスホスホグリセリン酸 正解b 解説リン酸加水分解における標準自由エネルギー変化が-25kJ/molより大きな値を取るものを高エネルギーリン酸化合物と呼ぶ。

12. 活性運搬体について正しいのはどれか。

ATPーーーメチル基 NADHーーーリン酸基 ビオチンーーーアミノ基 補酵素Aーーーアセチル基 S-アデノシルメチオニンーーーカルボキシル基 正解d 解説ATPはリン酸基、NADHは電子、ビオチンはカルボキシル基、補酵素Aはアセチル基(アシル基)、S-アデノシルメ…

11. 最も自由エネルギー変化が大きいのはどれか。

グルコース一分子の完全酸化 NADH1分子の酸化 ヘキソキナーゼの反応 ATPのAMPとピロリン酸への開裂反応 クエン酸回路によるアセチル基1分子の酸化 正解a 解説グルコースは6炭糖で、完全酸化の過程で10モルのNADHに変換され、32分子に相当するATPを生ずる…

10. 高エネルギーリン酸結合の開裂と共役した同化反応を触媒するのはどれか。

リガーゼ ヒドロラーゼ デヒドロゲナーゼ キナーゼ リアーゼ 正解a 解説ATPの高エネルギーリン酸の転移反応による生成物を中間体として、二つの分子の結合させる反応を触媒する酵素をリガーゼという。ヒドロラーゼは加水分解、デヒドロゲナーゼは酸化還元反…

9. リン酸基が遊離する反応に伴う自由エネルギー変化が最も小さいのはどれか。

ATP PPi ホスホエノールピルビン酸 ホスホクレアチン グルコース6-リン酸 正解e 解説いずれもリン酸基を含む化合物であるが、グルコース6-リン酸以外は高エネルギーリン酸化合物であり、リン酸基が遊離する際に放出される自由エネルギーはかなり高い。

8. 消化と吸収について正しいのはどれか。

マルターゼは唾液中に含まれる。 ペプシンは比較的高い至適pHをもつ。 膵液中に様々なタンパク質分解酵素が含まれる。 トリプシンは膵液に分泌されるチモーゲンである。 胆汁中には主に脂質を分解する酵素が含まれる。 正解c 解説マルターゼは小腸で麦芽糖を…

7. イソマルターゼが加水分解する結合はどれか。

Glcα1-6Glc Glcα1-4Glc Glcα1-2βFrc Glcβ1-4Glc Galβ1-4Glc 正解a 解説選択肢eを訂正しました。アミラーゼがα1-4結合を分解してα1-6の枝分かれ部分を含む限界デキストリンが生じる。イソマルターゼはGlcどうしのα1-6結合の枝分かれを加水分解する活性をもつ。

6. デンプンの消化と吸収に必須なのはどれか。

膵リパーゼ マルターゼ ラクターゼ トリプシノーゲン スクラーゼ 正解b 解説デンプンはアミラーゼによりマルトースに変換されたのち、マルターゼにより単糖単位に分解され吸収される。膵リパーゼはトリグリセリド、ラクターゼは乳糖、トリプシノーゲンはタン…

5. 消化酵素と栄養素の組み合わせで正しいのはどれか。

アミラーゼーーーアミノ酸 マルターゼーーーデンプン ラクターゼーーー乳糖 スクラーゼーーーセルロース リパーゼーーー麦芽糖 正解c 解説ミラーゼはデンプンのα1-4結合しているグルコースをを加水分解、マルターゼは麦芽糖を加水分解するα−グルコシダーゼで…

4. 代謝の原則として当てはまるのはどれか。

代謝経路は全体として可逆的である。 経路の真ん中付近の不可逆な反応で反応の進む向きが決まる。 代謝経路は特定の細胞内区画に限定される。 代謝経路の全ての反応が精緻な調節を受ける。 生体内の代謝は全て酸化反応である。 正解c 解説異化の過程は、自由…

3. 異化の過程を説明しているのはどれか。

自由エネルギーの放出 吸エルゴン的 還元的 ATPの消費 複雑な分子の合成 正解a 解説異化の過程は、自由エネルギーを放出する発エルゴン的な酸化反応で、ATPの合成と共役して複雑な分子を単純な分子に分解する過程である。

2. 同化反応に該当するのはどれか。

クエン酸を細胞質に移動させて脂肪酸を合成した。 グルコース1-リン酸からピルビン酸二分子を合成した。 乳酸1分子をアセチルCoAに変換した。 トリグリセリドを分解しグリセロールと脂肪酸三分子を得た。 エンドペプチダーゼの反応でアミノ酸が生じた。 正…