166. 尿素回路について正しいのはどれか。

  1. 細胞質に局在する。
  2. アルギナーゼの反応が律速である。
  3. 一回転で1分子の尿酸を生ずる。
  4. 肝臓に反応は局在する。
  5. 基質レベルのリン酸化によりATPを生じる。
正解
d
解説
尿素回路は肝臓のミトコンドリアと細胞質にまたがって局在します。カルバモイルリン酸シンターゼIが律速となり、カルバモイルリン酸をオルニチンに結合させ>シトルリン>アルギニノコハク酸>アルギニン>オルニチンの順で4つの反応で回路を作る。アンモニアアスパラギン酸由来の窒素から尿素1分子を合成する。カルバモイルリン酸シンテターゼ1、およびアルギニノコハク酸シンテターゼの2カ所でATPを消費する。