176. アミノ酸代謝について正しいのはどれか。

  1. 糖原性アミノ酸はアセト酢酸を生ずる。
  2. 分枝鎖アミノ酸は完全なケト原性である。
  3. 脂肪族側鎖のアミノ酸はケト原性である。
  4. ピルビン酸に変換されるものは糖原性をもつ。
  5. ケト原性アミノ酸糖新生の材料となる。
正解
解説
アセト酢酸を生ずるものはケト原性アミノ酸である。分枝鎖アミノ酸の中でロイシンはケト原性であるが、バリンとイソロイシンはスクシニルCoAを生ずる糖原性である。脂肪族側鎖のアミノ酸の多くは糖原性である。ピルビン酸に変換可能なアミノ酸は糖原性である。糖新生の原料になるアミノ酸を糖原性という。ケト原性アミノ酸糖新生の材料とならない。