105. 翻訳後に小胞体に取り込まれるタンパク質の特徴はどれか。

  1. GTPと結合している。
  2. 電荷をもつアミノ酸が数個並ぶ領域がある。
  3. N末端に疎水性側鎖のアミノ酸が並んでいる。
  4. 遊離リボソームで合成される。
  5. 小胞体内腔側のリボソームで合成される。
解説
N-末端に疎水性のアミノ酸が8残基以上並んだ小胞体輸送シグナル配列があると、翻訳中にシグナル配列がシグナル識別粒子に結合し、小胞体膜上のシグナル識別粒子受容体に結合し、タンパク質輸送チャンネルからタンパク質を小胞体内腔に送り込む。タンパク質の合成は膜結合型リボソームで行われる。膜結合型リボソームは小胞体膜の細胞質側に結合している。
解答