2001-12-04から1日間の記事一覧

96-60ホルモンに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a 細胞の核内で作用するステロイドホルモンは、受容体を介して効果を現す。 b 副腎皮質刺激ホルモンは、糖質コルチコイド産生を抑制する。 c 成長ホルモンの分泌は、成長ホルモン放出ホルモンによって促進され、ソマトスタチンによって抑制される。 d ドパミ…

96-59生理活性物質とその前駆体との対応のうち、正しいものの組合せはどれか。

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生理活性物質 前駆体 a セロトニン ---------------------------- トリプトファン b ドパミン ------------------------------ チロシン c ノルアドレナリン ------------------- ヒスチジン d γ-アミノ酪酸 (GABA) ------------- グリシン 1(a、b) 2(a、c) …

96-58サイトカインに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a 腫瘍壊死因子α (TNFα) は、活性化されたB細胞から産生される。 b インターフェロンα (IFNα) は、ウイルス性肝炎の治療に用いられる。 c ケモカインは、白血球の遊走・活性化作用を有する。 d インターロイキン-12(IL-12)は、ナチュラルキラー細胞(NK細…

96-97生理活性物質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a グルカゴンは、糖新生及びグリコーゲン分解を抑制する。 b 副腎皮質において、ステロイドホルモンは、コレステロールから産生される。 c トリヨードチロニン (T3) は、チロキシン (T4) より甲状腺ホルモン受容体活性化作用が弱い。 d インスリンは、アミノ…

96-56エイコサノイドに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a エイコサノイドの代謝は速やかであるため、その作用は産生局所にとどまり、全身に波及することは少ない。 b シクロオキシゲナーゼ (COX) のアイソザイムであるCOX-2は、発現誘導を受けにくい構成型酵素である。 c エイコサノイドは、細胞内に貯蔵されず、…

96-55生体内のイオンに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a 小胞体は、Ca2+貯蔵部位として機能している。 b 細胞内Ca2+は、カルシウム結合タンパク質を介して作用を発現する。 c 血漿中などの細胞外Ca2+濃度は、約0.3 mmol/Lであるが、細胞内ではそれより極めて低い濃度に維持されている。 d 細胞外のK+ 濃度は、ATP…

96-54遺伝子の翻訳に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a 真核細胞のリボソームは、40Sと60Sのサブユニットから構成される。 b 大腸菌の翻訳開始因子であるIF-2は、ATP結合タンパク質である。 c 終止コドンは3種類存在する。 d サプレッサーtRNAは、終止コドンを認識してリボソームのPサイトにアミノ酸を運ぶ tRNA…

96-53細胞内小器官に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a リソソームは、過酸化水素を生成するオキシダーゼと過酸化水素を分解するカタラーゼを含んでいる。 b ゴルジ体では、リボソームで合成されたタンパク質が糖鎖付加の修飾を受ける。 c ペルオキシソームは、多種類の加水分解酵素を含んでいる。 d ミトコンド…

96-52DNA複製に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a DNAポリメラーゼは、鋳型DNAと基質のデオキシヌクレオチドが存在すれば、新たに娘鎖を合成できる。 b 岡崎フラグメントは、不連続複製時に合成される短鎖DNAである。 c DNAは、半保存的に複製される。 d DNAリガーゼは、二本鎖DNAの隣接する5'-リン酸と3'-…

96-51細胞分裂と細胞周期に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a 細胞周期のG0期は、増殖能力を保持しながら増殖停止/休止をしている時期である。 b DNA複製前にDNAの損傷をチェックするための時期をG1/S期チェックポイントという。 c ヒトは、20対の常染色体と男女それぞれ2本の性染色体をもつ。 d 体細胞分裂前期では、…

96-43ヒトにおける脂質代謝に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a 脂肪酸は、アシルCoAを経てβ酸化経路により分解され、アセチルCoAを生じる。 b ホスホリパーゼC は、リン脂質の脂肪酸エステルを加水分解してリゾリン脂質を遊離させる。 c 脂肪酸は、アセチルCoA及びマロニルCoAを原料として合成される。 d リノール酸は…

69-42糖質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a リボースは、アルドヘキソースである。 b N-アセチル-D-グルコサミンは、細菌のペプチドグリカンの構成成分である。 c N-アセチルノイラミン酸は、糖タンパク質や糖脂質に含まれる。 d ラクトースは、β-ガラクトシダーゼにより、D-ガラクトース及び D-マン…

96-41クエン酸回路(TCAサイクル)に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a アセチルCoAとオキサロ酢酸が縮合し、クエン酸が生成する。 b 1分子のアセチルCoAの酸化に伴い、2分子のCO2が生成する。 c 脱水素反応を触媒する酵素の補酵素としてNADP+ 及び FAD が用いられる。 d 基質レベルのリン酸化反応は起こらない。 1(a、b) 2(a、…

96-40酵素と補酵素(補因子)との対応のうち、正しいものの組合せはどれか。

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酵素 補酵素(補因子) a カタラーゼ -------------------------- ヘム鉄 b ピルビン酸デヒドロゲナーゼ ---- ピリドキサールリン酸 c アミノトランスフェラーゼ ------- チアミンニリン酸 d チミジル酸シンターゼ ------------ テトラヒドロ葉酸 1(a、b) 2(…

96-39タンパク質の翻訳後修飾に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

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a リン酸化タンパク質では、セリン、トレオニン、又はトリプトファン残基にリン酸基が結合する。 b N結合型糖鎖の付加は、一般にグルタミン残基に起こる。 c ヒストンのリシン残基のアセチル化は、ヒストンとDNAの結合親和性を低下させる。 d γ-カルボキシグ…