機能タンパク

14. 脂質の消化・吸収に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。(93-62)

中性脂肪は、小腸から吸収され、門脈を経由して肝臓に移行する。 リパーゼは、胆のうから分泌される。 キロミクロンは、主に中性脂肪の運搬を担う。 超低比重リポタンパク質(VLDL)は、末梢組織から肝臓へコレステロールを運搬する。

13. 有糸分裂の染色体移動に係わるのはどれか。

ビメンチンフィラメント アクチンフィラメント ケラチンフィラメント 微小管 核ラミナ

12. ミクロフィラメントの構成タンパク質はどれか。

ケラチン チューブリン アクチン ミオシン ラミナ

11. 最も大きな分子を輸送できるのはどれか。

単純拡散 チャンネル依存性拡散 エンドサイト−シス 対向輸送 能動輸送

10. エネルギーを消費しない輸送を2つ選べ。

単純拡散 チャンネル依存性拡散 共輸送 対向輸送 能動輸送

9. リポタンパク質の中でHDLの特徴はどれか。

直径が最大である。 肝臓で合成される。 末梢組織のコレステロールを運び出す。 胆汁中に分泌される。 トリグリセリド含量が大きい。

8. リポタンパク質の中でキロミクロンの特徴はどれか。

肝臓で合成される。 粒子径が最小である。 アポリポタンパク質含量が大きい。 トリグリセリド含量が大きい。 比重が最も大きい。

7. 物質と輸送タンパク質の組み合わせで正しいのはどれか。

酸素 ーーー セルロプラスミン 銅 ーーー ハプトグロビン 脂肪酸 ーーー アルブミン ビタミンD ーーー トランスフェリン 鉄 ーーー トランスカルシフェリン

6. 鎌状赤血球症について正しいのはどれか。

一次構造に異常は無い 三次構造の異常である。 常染色体劣性遺伝である。 日本人に多い。 αヘモグロビンの異常である。

5. ヘモグロビンの酸素飽和度を増加させるのはどれか。

酸素分圧の上昇 二酸化炭素分圧の上昇 pHの低下 2,3-BPG(ビスホスホグリセリン酸)濃度の上昇 気圧の低下

4. ヘモグロビンの特徴はどれか。

αβの二量体である。 酸素を運搬する。 コバルトを含む。 サブユニット当たり2つのヘムをもつ。 最多の血清タンパクである。

3. 核内受容体の特徴はどれか。

膜貫通部位をもつ。 DNA結合部位をもつ。 三量体Gタンパク質と共役する。 チロシンキナーゼ活性をもつ。 自己リン酸化で活性化される。

2. Gタンパク質共役型受容体について正しいのはどれか。

核内受容体である。 二量体を形成する。 7回膜貫通型である。 自己リン酸化する。 イオンチャンネルを構成する。

1. 細胞膜受容体によるシグナル伝達について正しいのはどれか。

受容体は膜貫通部位をもつ。 受容体は核内に局在する。 シグナルの伝達に時間が掛かる。 輸送タンパク質である。 DNA結合部位をもつ。