30. Chargaffの規則について正しいのはどれか。
- DNAにはアデニンとグアニンが同じ比率で存在する。
- DNAにはプリン塩基とピリミジン塩基が同じ比率で存在する。
- DNAとRNAに含まれる塩基の比率は同じである。
- DNAにはチミンとウラシルが同じ比率で存在する。
- DNAにはプリン塩基のみ、RNAにはピリミジン塩基のみが含まれる。
- 正解
- b)
- 解説:
- Chargaffの規則はDNAにおける相補的塩基対の構成に基づき、GとC、AとTが同じ比率で存在するとするもので、ワトソンとクリックの相補的塩基対のアイディアの基礎となった。常にプリンに対してピリミジンが対を成すことに注目する。a)アデニンのみのDNAではグアニンは存在しない。b)正解肢、c)根拠無し。d)DNAにはウラシルは含まれない。e)根拠無し。
- 資料:
- 講義資料P1〜2