79. スプライソソームとは、、、
××ソームがいくつか出てきます。ソームは小さな粒のこと。電子顕微鏡で観察して粒に見えるものだが、実際にはかなり大きな複合体である場合が多い。巨大な複合体が機能的な単位となっている場合に××ソームと呼ばれることがあります。
「イントロンの除去」とはmRNA前駆体のスプライシングのことですので、スプライソ+ソームという名前からmRNAのスプライシングを連想出来れば正解するのは難しくないと思う。
- リボソーム:タンパク質を合成するタンパク質とrRNAよりなる大きな複合体
- スプライソソーム:mRNA前駆体をスプライシングするためのRNAとタンパク質よりなる複合体。
- プロテアソーム:不要になったタンパク質を分解するための複合体。ATP依存性にタンパク質を分解する。
- ヌクレオソーム:ゲノムDNAがヒストン8量体に巻き付いて出来る構造。
- ペルオキシソーム:過酸化水素の生成系とカタラーゼが過酸化水素を用いて他の分子を酸化することで解毒に関わる細胞内小器官の名前。
- リソソーム:多彩な分解酵素を含む細胞小器官。エンドソームと融合し分解する。
- エンドソーム:エンドサイト−シス(食作用)により細胞外の物質を取り込んで細胞内に出来る。
DNAの合成は核の中で、タンパク質の合成はリボソームで、テロメアの伸長は核の中、過酸化水素の消去はペルオキシソーム。
選択肢がばらばらなので、余り良い問題と思わない。