35. ピリミジンヌクレオチドの異化について正しいのはどれか。

  1. シトシンはメチルマロニルCoAに変換される。
  2. チミンはクエン酸回路に入る。
  3. ウラシルは尿酸に変換され排泄される。
  4. ピリミジン環を開環したのちに脱リボシル化される。
  5. チミンとウラシルは共通の代謝産物を生じる。
解説
ピリミジンヌクレオチドはヌクレオチダーゼによりリン酸が外され、ホスホリラーゼにより棟が外された後に塩基が分解を受ける。シトシンとウラシルは共通の経路でマロニルCoAとなり、脂肪酸合成に利用される。チミン(メチル基が余分に結合している)はメチルマロニルCoAとなり、スクシニルCoA経由でクエン酸回路(糖代謝経路)に入る。
解答