39. DNAとRNAに共通する特徴はどれか。

  1. 二重らせん構造をとる。
  2. ウラシルを含む。
  3. デオキシリボースを含む。
  4. ポリヌクレオチドである。
  5. きわめて安定である。
解説
DNAとRNAはともに多数のヌクレオチドがホスホジエステル結合でつながった鎖状の分子(ポリヌクレオチド)である。構成するヌクレオチドに違いがあり、DNAはデオキシリリボースを含むデオキシリボヌクレオチドRNAはリボースを含むリボヌクレオチドよりなる。ヌクレオチドを構成する塩基ではグアニン、アデニン、シトシンは共通であるが、DNAではチミン、RNAはウラシルを含む。DNAは日本鎖で二重らせん構造を取るのに対し、RNAは一本鎖でステムとループよりなる複雑な立体構造をとる。DNAは化学的に安定であるが,RNAは不安定である。
解答