ゲノム
トランスポザーゼ遺伝子 LTR gag pol env 解説 LTR 、gag、pol、envはいずれもレトロウイルスの遺伝子でありレトロトランスポゾンの配列として見つかることがある。DNAトランスポゾンではトランスポザーゼ遺伝子と両末端の逆方向反復配列が特徴である。 解答…
環状2本鎖DNA 26800個の遺伝子を含む 生物種の中で最大のサイズ 46分子よりなる ショウジョウバエに較べ遺伝子の密度が高い 解説 ヒト核ゲノムはa)直鎖状の二本鎖DNAよりなる。環状ではない。b)遺伝子数は概ね27000くらい。報告により上下する。c)ゲ…
染色体の核型 ミニサテライトの繰り返し回数 散在反復配列の出現頻度 介在配列の長さ ゲノム全体の遺伝子数 解説 ミニサテライトとは10塩基対程度の長さの単位が繰り返し並んでいる構造を指し、繰り返しの回数に個人差がみられるため、親子鑑定や法医学的な…
遺伝子に相当する領域は全体の2割程度である。 イントロンは遺伝子間配列に含まれる。 サテライトDNAは散在反復配列に含まれる。 遺伝子はゲノム上に均等に配置している。 主要な遺伝子は全て常染色体上に配置している。 解説 a)ゲノム全体の2割程度が転…
レトロトランスポゾン 偽遺伝子 介在配列 散在反復配列 Alu反復配列 解説 転写されるゲノムの領域を遺伝子と呼ぶ。a)レトロトランスポゾンは散在反復配列に含まれる。b)偽遺伝子は遺伝子に似た構造をもつが転写されない。c)介在配列は構造遺伝子に含ま…
ヒストンH1 ヒストンH2A ヒストンH2B ヒストンH3 ヒストンH4 解説 H1ヒストン以外の4つが2分子ずつでヌクレオソームコアの成分であるヒストン8量体を形成する。 解答 a
ヒトミトコンドリアゲノム 大腸菌ゲノム 出芽酵母ゲノム ヒトX染色体 ヒト22番染色体 解説 a)ヒトミトコンドリアゲノムは約1万7千塩基対の環状構造でずば抜けて小さい。b)大腸菌ゲノムは500万塩基対の環状構造。c)出芽酵母ゲノムは直鎖状で1200万塩…
塩基間に共有結合を作る。 グアニンとチミンが対になる。 プリン塩基どうしの対が安定である。 シトシンとウラシルが対になる。 GC塩基対はAT塩基対より安定である。 解説 a)塩基間は水素結合を形成する。b)グアニンはシトシンと対を成す。c)プリン塩…
DNAにはアデニンとグアニンが同じ比率で存在する。 DNAにはプリン塩基とピリミジン塩基が同じ比率で存在する。 DNAとRNAに含まれる塩基の比率は同じである。 DNAにはチミンとウラシルが同じ比率で存在する。 DNAにはプリン塩基のみ、RNAにはピリミジン塩基の…
正のスーパコイルではまつわり数がツイスト数より小さい。 ニックが入ると負のスーパーコイルが生じるスーパーコイルが解消する。 無傷の環状二本鎖DNAではよじれ数が一定の値をとる。 DNAヘリカーゼは正の超らせんを解消する。 弛緩した二本鎖DNAではまつわ…
主に右巻きである。 塩基を外側に向ける。 6ヌクレオチドで一周する。 直径約30nmである。 らせんのピッチは不定である。 解説 a)生体内ではほとんどB型のコンフォーメーションをとり右巻きらせんとなる(正解肢)。b)塩基を内側に向けて相補的塩基対を…
二重らせん構造をとる。 ウラシルを含む。 デオキシリボースを含む。 ポリヌクレオチドである。 きわめて安定である。 解説 DNAとRNAはともに多数のヌクレオチドがホスホジエステル結合でつながった鎖状の分子(ポリヌクレオチド)である。構成するヌクレオ…
体細胞には、44本の常染色体と2本の性染色体がある。 タンパク質をコードするヒトの遺伝子数は2万〜3万であり、体内で実際につくられるタンパク質の種類もこの数を越えない。 DNAメチル化状態などの親細胞の塩基配列以外の情報(エピジェネティック情報)…
正常ヒト二倍体細胞の染色体数は46本であり、その中の44本は常染色体と呼ばれる。 ヒト精子には、X染色体を含むもの及びY染色体を含むものの2種類があり、X染色体を含む精子が受精して誕生する個体は男子である。 血友病Aは、伴性劣性遺伝様式を示す遺…