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インターフェロンは、ウイルス表面の受容体に結合して作用する。 ノイラミニダーゼ活性を阻害することは、A型やB型のインフルエンザの感染拡大を防ぐのに有効である。 ATL(Adult T-cell Leukemia)の原因ウイルスは、DNAウイルスに属するHTLV-1である。 …
オータコイドは、強い薬理作用を持ち、全身性に作用する。 オータコイドは、神経伝達物質よりも作用を及ぼす範囲が狭く、作用時間が長いことが特徴である。 ブラジキニンは、必要に応じて酵素反応によって生成される。 プロスタグランジン類と血小板活性化因…
テロメラーゼは、DNA二重らせんを巻き戻す。 DNAヘリカーゼは、複製過程で生じるDNA二重らせんのひずみを解消する。 プライマーゼは、RNAプライマーを合成する。 DNAポリメラーゼは、5’→3’方向に合成鎖を伸長する。
体細胞には、44本の常染色体と2本の性染色体がある。 タンパク質をコードするヒトの遺伝子数は2万〜3万であり、体内で実際につくられるタンパク質の種類もこの数を越えない。 DNAメチル化状態などの親細胞の塩基配列以外の情報(エピジェネティック情報)…
ロテノンはミトコンドリア複合体Iを阻害する。 アンチマイシンAはATPシンターゼを阻害する。 オリゴマイシンBは酸化的リン酸化のエネルギー転移阻害薬の一種である。 バリノマイシンは、電子伝達系と酸化的リン酸化の共役を阻害する。
フェニルケトン尿症は、フェニルアラニンヒドロキシラーゼの異常が原因である。 アルカプトン尿症は、ヒスチダーゼの異常が原因である。 メープルシロップ尿症(カエデ糖尿症)は分枝アミノ酸デカルボキシラーゼの異常が原因である。 色素欠乏症(白子症、白…
解糖系に関与する酵素は、ミトコンドリアに存在する。 解糖系では、1分子のグルコースが2分子のピルビン酸に変換される。 クエン酸回路に関与する酵素は、細胞質に存在する。 解糖系で生じたピルビン酸は、アセチルCoAに変換され、クエン酸回路に入る。
細胞膜の脂質二重層のうちの細胞外側は、主に、スフィンゴミエリンとホスファチジルセリンで構成されている。 グルコースなどの親水性分子は、拡散により脂質二重層を透過できる。 拡散により透過できないイオンやアミノ酸などは、膜貫通タンパク質で構成さ…
炭素数20で、4つの炭素−炭素二重結合を有する。 ロイコトリエンを生合成するための前駆体となる。 リン脂質である。
ビタミンA−−−−くる病 ビタミンB1−−−−脚気 ビタミンK−−−−血液凝固障害 ビタミンD−−−−壊血病