2009-06-01から1日間の記事一覧

94-51 ウイルスに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

インターフェロンは、ウイルス表面の受容体に結合して作用する。 ノイラミニダーゼ活性を阻害することは、A型やB型のインフルエンザの感染拡大を防ぐのに有効である。 ATL(Adult T-cell Leukemia)の原因ウイルスは、DNAウイルスに属するHTLV-1である。 …

88-187 インフルエンザウイルス感染症に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

不活化ワクチンによる予防接種が有効である。 日本のワクチン接種率は、米国に比較して低い。 塩酸アマンタジン投与は、A型に有効である。 解熱のため、非ステロイド性抗炎症薬を坐剤で投与すれば、小児の脳症(ライ症候群)の発生は回避できる。

88-185 呼吸器感染症に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

基礎疾患がない成人における細菌性の市中肺炎の原因菌としては、肺炎球菌やインフルエンザ菌が多い。 慢性呼吸不全患者の呼吸器感染症の予防には、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザHAワクチンは使用しい。 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者では、ニューモ…

90-191 肝炎ウイルスに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

A型肝炎ウイルス(HAV)は肝臓内で増殖し、胆汁を介して糞便中に排泄されて経口感染を起こす。 B型肝炎ウイルス(HBV)の感染経路には、母親から子への母子感染、性交、医療従事者の針刺し事故などによるものがある。 HBe抗原陽性の母親から生まれた新生児はHBV…

90-201 帯状庖疹とその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

免疫低下状態の患者で発症することがある。 単純ヘルペスウイルスによる感染症である。 塩酸バラシクロビルはアシクロビルのプロドラッグである。 重症の腎障害患者では、アシクロビルの投与間隔を延長するなどの注意が必要である。 e アシクロビルを経口投…

91-204 インフルエンザウイルス感染症及びその予防と治療に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

インフルエンザウイルスは、A、B、Cの3型に分類される。 インフルエンザHAワクチンは、B型インフルエンザウイルスには予防効果がない。 塩酸アマンタジンは、副作用として幻覚、せん妄、痙れんを生じることがある。 ノイラミニダーゼ阻害薬は、インフルエン…

92-147 抗ウイルス薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

ラミブジンは、ウイルスのプロテアーゼを阻害し、ウイルスの増殖を抑制する。 オセルタミビルは、その活性代謝物がノイラミニダーゼを阻害することにより、A型及びB型のインフルエンザに効果を現す。 リトナビルは、感染細胞内で逆転写酵素を競合的に阻害…

92-51 ウイルスに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

細菌ウイルスは遺伝子として、2本鎖DNAあるいは2本鎖RNAをもつ。 インフルエンザウイルスは、遺伝子として分節したRNAをもつ。 RNAを遺伝子として持つ動物ウイルスでは、逆転写酵素がコードされているものが多い。