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88-185 呼吸器感染症に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

基礎疾患がない成人における細菌性の市中肺炎の原因菌としては、肺炎球菌やインフルエンザ菌が多い。 慢性呼吸不全患者の呼吸器感染症の予防には、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザHAワクチンは使用しい。 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者では、ニューモ…

88-93 化学物質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

シアン化水素は、メトヘモグロビンの産生を介して呼吸を阻害する。 硫化水素は、独特の臭気を有する気体で、窒息性の呼吸器障害を引き起こす。 トリクロロ酢酸は、殺鼠剤として使用される。 コプラナーPCBは、ダイオキシン類の1つである。

88-87 大気汚染物質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

ディーゼル車はガソリン車に比べ、浮遊粒子状物質の排出量が多い。 工場の排煙脱硫装置等の普及により、わが国の大気中二酸化硫黄濃度は顕著に低下した。 二酸化窒素吸入時の症状は、主に喉や鼻に現れる。 一酸化炭素のヘモグロビンに対する親和性は、一酸化…

88-71 生体内の無機質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

赤血球中のカリウム濃度は、血漿中の数十倍である。 フッ素は通常、歯には数百ppm程度存在するが、骨にはほとんど含まれない。 鉄はトランスフェリンの形で貯蔵され、フェリチンの形で運搬される。 銅は無機鉄をヘム鉄にする際の触媒として働き、銅が欠乏す…

88-70ビタミンの欠乏に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

米のビタミンB1は、精米してもほとんど失われない。 胃の切除により、ビタミンB12の欠乏症を引き起こすことがある。 パントテン酸は、腸内細菌に利用されるので欠乏しやすい。 ヒトはビタミンCを合成できないが、合成できる哺乳動物もいる。

88-69 栄養素の腸管吸収に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

グルコースとフルクトースは、どちらも能動輸送で吸収される。 リン酸塩が多量に存在すると、カルシウムの吸収を阻害する。 1,2−ジアシルグリセロールは、脂肪酸と2−モノアシルグリセロールに分解されて吸収される。 胆汁酸は脂肪の吸収を助けるが、それ自身…

88-67 母子保健に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

フェニルケトン尿症は、新生児マススクリーニングの対象疾患である。 B型肝炎母子感染防止事業として、キャリアーの母親から出生した子に対し、抗ウイルス薬入りのミルクが支給される。 新生児マススクリーニングを行う主な目的は、早期治療することにより血…

88-66 生活習慣病に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

喫煙は、虚血性心疾患と肺癌のリスクファクターである。 糖尿病で増加する血中のヘモグロビンA1cは、ヘモグロビンに糖が非酵素的に反応し、共有結合したものである。 大腸癌は、過去30年間の年齢調整死亡率において低下し続けている。 末期癌患者の疹痛緩和…

88-60 サイトカインに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

サイトカインは、標的細胞の細胞膜を通過して細胞質内受容体に結合する。 サイトカインのなかには、標的細胞の増殖・分化を制御すること以外に、細胞の運動能に影響を与えるものがある。 インターロイキン1(IL−1)は、マクロファージだけでなく線維芽細胞や表…

88-57 エイコサノイドに関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

エイコサノイドには、プロスタグランジン類、ロイコトリエン類の他にアンギオテンシン類が含まれる。 リポキシゲナーゼは、プロスタグランジン類生成を触媒する酵素群の一つである。 ロイコトリエンC4は、気管支平滑筋を収縮させる作用をもつ。

88-56 糖代謝に関与するホルモンの作用に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)は、副腎皮質でのグルココルチコイドやミネラルコルチコイドの産生を促進する。 グルココルチコイドは、糖新生に関与する酵素の遺伝子の転写を活性化させることにより血糖値を上昇させる。 グルカゴンは、プロテインキナーゼCの活…

88-55 次の神経伝達物質とその前駆体との対のうち、正しいものの組合せはどれか。

神経伝達物質――――――――― 前駆体 ノルエピネフリン――――――――― ヒスチジン セロトニン―――――――――――― トリプトファン γ−アミノ酪酸(GABA) ―――――― グリシン ドパミン――――――――――――― チロシン

88-54 遺伝子工学に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

制限酵素は、DNA上の特定な塩基配列を認識して、二本鎖を切断する。 外来遺伝子を組み込むベクターとして、ファージが利用される場合がある。 pBR 322は、約4,000,000塩基対からなる環状構造を持つプラスミドDNAである。 クローニングベクター上の薬剤耐性マ…

88-53 DNA複製に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

細胞内で染色体DNAは、半保存的に複製される。 細菌において、染色体DNAの複製は、ランダムな複数の箇所から同時に開始される。 真核細胞の染色体DNAの複製は、核内で進行する。 DNAポリメラーゼは、伸長中の鎖の5' ヒドロキシ末端へのヌクレオチドの付加を…

88-52 生体膜に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

生体膜の基本構造は、リン脂質の二重層である。 ホスファチジルグリセロールとホスファチジルセリンは、中性のpHでは正電荷をもつ塩基性リン脂質である。 生体膜中でほとんどのリン脂質やタンパク質は、膜の平面方向にかなり自由に動き回る。 コレステロール…

88-51 ウイルスに関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

ウイルスはそのゲノムの分子種によって、DNAウイルスとRNAウイルスとに大別される。 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)はDNAウイルスで、ゲノム中に逆転写酵素をコードしている。 一般にウイルスは、宿主細胞の細胞膜上のウイルス受容体に結合した後、細胞内に侵入…

88-50 微生物に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

細菌の染色体DNAは、脂質二重層の膜で囲われた核様体とよばれる構造により、細胞質とは隔てられて存在している。 細菌によるATP合成には酸素が必須である。 真菌と原虫は、真核生物である。 ウイルスにはリボソームなどの翻訳装置がない。

88-49 内分泌系に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

甲状腺から分泌される主要なホルモンは、チロキシン(T4)とトリヨードチロニン(T3)である。 一般に、T4はT3よりも活性が強い。 T4は、末梢組織でT3に転換される。 血漿タンパク質結合型のT4及びT3は、組織や下垂体前葉において生理作用を示す。

88-48 骨格筋に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

骨格筋の筋小胞体は、K+を放出又は取込んで、筋原線維の収縮・弛緩を制御する。 骨格筋の横行小管の脱分極は、筋小胞体の終末槽に情報を伝え、Ca2+を放出させる。 骨格筋細胞内のCa2+濃度が上昇すると、Ca2+はトロポニン?に結合して収縮を起こす。 骨格筋細…

88-47 血小板に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

血小板は、骨髄で幹細胞から分化した巨核細胞の細胞片である。 血小板は、コラーゲンに粘着すると活性化される。 活性化された血小板からは、血小板活性化因子(PAF)やトロンビンが放出される。 粘着した血小板は、円板状から球状へと変形し、非可逆的な凝集…

88-44 循環器系に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

大部分の酸素はヘモグロビンと結合して血液中を運搬されるが、大部分の二酸化炭素は炭酸水素イオンの形で運搬される。 冠状動脈は心臓の栄養血管であり、大動脈起始部より枝分かれする。 房室間における興奮の伝導は、特殊心筋とよばれる分化した筋肉により…

88-10 次の「反応」と「反応の分類」の対のうち、正しいものの組合せはどれか。

反応反応の分類 a 酸化反応 b 還元反応 c 加溶媒分解反応 d ラジカル反応

88-1 次の構造は、医薬品に含まれる基本骨格である。その構造と名称の正しい組合せはどれか。

a b c d e a b c d e 1 ピペラジン ピリジン クマリン アジリジン プリン 2 ピリミジン ピリジン クロマン −ラクタム プリン 3 ピリジン ピラジン クロマン −ラクタム ピリミジン 4 ピペラジン ピラジン クマリン アジリジン ピリミジン 5 ピリミジン ピリ…

88-42 酵素と酵素反応に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

動物細胞由来の酵素には、反応の至適pHが酸性のものがある。 インスリンは、前駆体がタンパク質分解酵素により切断されて生じる。 Michaelis 定数(KM)が大きいほど酵素と基質の親和性は高い。 基質の濃度が高くなると、活性が阻害される酵素がある。

88-41 ヌクレオチドに関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

ペントースリン酸エステルのC1'に塩基が結合したものをヌクレオチドという。 プリンは、生合成過程において遊離塩基として合成されてから糖部分に結合する。 ピリミジンは、生合成過程においてピリミジン環として合成されてから糖部分に結合する。 プリンは…

88-40 アミノ酸に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

プロリンは、第二級α−アミノ酸である。 アスパラギンやグルタミンは、酸性アミノ酸である。 タンパク質中のシステインは還元により、ジスルフィド結合を形成する。 タンパク質が示す280 nmでの紫外線吸収と蛍光の大部分は、チロシン、フェニルアラニン、トリ…

88-39 次の脂質a〜dに関する記述ア〜工について、正しいものの組合せはどれか。ただしR1、R2、R3は長鎖アルキル基である。

主要な生体膜成分である。 生体内の代表的なエネルギー貯蔵物質である。 血小板活性化作用をもつ。 リン酸化体の分解産物は細胞内情報伝達物質である。

88-38 多糖類に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

デキストラン、ペクチン、キチンは、それぞれ多種類の糖からなるヘテロ多糖である。 コンドロイチン硫酸は、N−アセチルガラクトサミンの硝酸エステルとグルコースが交互に結合している。 アミロースはD−グルコースがα-1,4グリコシド結合した多糖であり、セル…

88-33 免疫学的測定法に関する記述のうち、正しいものはどれか。

測定に用いる抗体は、濃度が高いほど高感度となる。 標識を導入するのは、抗原だけである。 標識には、放射性同位元素または酵素のみが用いられる。 モノクローナル抗体を用いる系では、交差反応性は認められない。 B(bound) / F(free)分離操作を必要としな…

88-31 次の文章中の(    )に入る字句について、正しい組合せはどれか。

ランベルトーベールの法則によると、吸光度(A)は光の透過距離(l cm)と物質の濃度(c mol L−1)に比例する。比例定数をεとすると、A、c及びεの関係は式( a )で表される。この比例定数εは( b )とよばれ、単位は( c )である。 ある有機化合物の紫外部吸収ス…