医療薬学

91-193 前立腺癌とその治療薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

日本人の羅患率は欧米人よりも高い。 骨転移を起こしやすい。 アロマターゼ阻害薬の塩酸ファドロゾール水和物が用いられる。 病期が進行した症例では、血清酸性ホスファターゼ値が上昇することが多い。 内分泌療法として酢酸リュープロレリンが用いられる。

91-197 消化器系癌とその治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

近年、日本では大腸癌の羅患率が減少している。 Squamous cell carcinoma(SCC)抗原は、膵臓癌の腫瘍マーカーである。 へリコバクター・ピロリによる慢性胃炎は、胃癌の危険因子の一つである。 塩酸ゲムシタビンは、膵臓癌治療に用いられる。 大腸癌に対す…

91-196 呼吸器系の悪性腫瘍とその治療薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

日本では、気管、気管支及び肺に発生する癌による死亡数は、成人男性腫瘍死の第一位となっている。 非小細胞肺癌の非進行症例の治療において、化学療法は外科手術よりも優先される。 ゲフィチニブの重篤な副作用として、急性肺障害や間質性肺炎がある。 小細…

90-200 糖尿病とその治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

2型糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法であり、それらのみで十分に血糖値がコントロールできない場合に経口糖尿病用薬が使用される。 治療目標としては通常、空腹時血糖値を150mg/dL、食後血糖値を200〜250mg/dL、HbAicを10%以下に設定する。 スルホニル…

90-199 糖尿病の合併症に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

下肢末端病変として、潰瘍や壊疽が生じる。 腎症では、初期に微量アルブミン尿が出現する。 細小血管障害は末梢神経障害の一因である。 ケトアシドーシスでは、呼気にアンモニア臭を伴う。 糖尿病の合併症として網膜症を発症することはまれである。

88-187 インフルエンザウイルス感染症に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

不活化ワクチンによる予防接種が有効である。 日本のワクチン接種率は、米国に比較して低い。 塩酸アマンタジン投与は、A型に有効である。 解熱のため、非ステロイド性抗炎症薬を坐剤で投与すれば、小児の脳症(ライ症候群)の発生は回避できる。

88-185 呼吸器感染症に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

基礎疾患がない成人における細菌性の市中肺炎の原因菌としては、肺炎球菌やインフルエンザ菌が多い。 慢性呼吸不全患者の呼吸器感染症の予防には、肺炎球菌ワクチンやインフルエンザHAワクチンは使用しい。 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染患者では、ニューモ…

高尿酸血症治療薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

プロベネシドは。近医尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿中排泄を促進することにより血中尿酸値を低下させる。 コルヒチンは、炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより、痛風発作を抑制する。 アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼを活…

高尿酸血症治療薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

プロベネシドは、近位尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿中排浬を促進することにより血中尿酸値を低下させる。 コルヒチンは、炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより、痛風発作を抑制する。 アロブリノ-ルは、キサンテンオキシダーゼを活性化し、尿…