代謝疾患

90-200 糖尿病とその治療薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

2型糖尿病治療の基本は食事療法と運動療法であり、それらのみで十分に血糖値がコントロールできない場合に経口糖尿病用薬が使用される。 治療目標としては通常、空腹時血糖値を150mg/dL、食後血糖値を200〜250mg/dL、HbAicを10%以下に設定する。 スルホニル…

90-199 糖尿病の合併症に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

下肢末端病変として、潰瘍や壊疽が生じる。 腎症では、初期に微量アルブミン尿が出現する。 細小血管障害は末梢神経障害の一因である。 ケトアシドーシスでは、呼気にアンモニア臭を伴う。 糖尿病の合併症として網膜症を発症することはまれである。

91-203 44歳、男性、体重80kg、左母址の付け根部分の激痛、同部の腫脹と発赤で来院した。

消炎鎮痛薬の投与により痛みは軽減した。10年前からタンパク尿、5年前から高血圧を指摘されていたが、放置していた。検査結果は以下の通りであった。 血圧177/107mmHg、脈拍77/分・整、尿所見:タンパク(+)、糖(−)、沈渣で赤血球15〜20/視野、血液生…

91-201 糖尿病とその治療に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

糖尿病患者の高血圧治療には、チアジド系利尿薬が第一選択として用いられる。 糖尿病の血糖管理では、ヘモグロビンAIC値が10〜15%となるようにする。 2型糖尿病患者が重症感染症を発症した場合には、インスリンよりもスルホニル尿素薬を治療に用いるべきで…