核酸代謝

91-203 44歳、男性、体重80kg、左母址の付け根部分の激痛、同部の腫脹と発赤で来院した。

消炎鎮痛薬の投与により痛みは軽減した。10年前からタンパク尿、5年前から高血圧を指摘されていたが、放置していた。検査結果は以下の通りであった。 血圧177/107mmHg、脈拍77/分・整、尿所見:タンパク(+)、糖(−)、沈渣で赤血球15〜20/視野、血液生…

89-43 ヌクレオチド代謝に関する記述について、正しいものの組合せはどれか。

動物細胞内における遊離プリンからのプリンヌクレオチド生合成には、ホスホリボシルピロリン酸が使われる。 ピリミジンは、酸化されて尿酸となって排泄される。 チミジル酸は、リボチミジル酸からヌクレオチドレダクターゼの作用により生成する。 ジヒドロ葉…

高尿酸血症治療薬に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

プロベネシドは。近医尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿中排泄を促進することにより血中尿酸値を低下させる。 コルヒチンは、炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより、痛風発作を抑制する。 アロプリノールは、キサンチンオキシダーゼを活…

93-42 ヌクレオチドの構造と代謝に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

ヌクレオチドは、プリン塩基またはピリミジン塩基、ヘキソース、リン酸からなる。 ゲノムDNAを構成するプリン塩基は、アデニンとグアニンであり、ピリミジン塩基は、シトシンとチミンである。 ウリジン5’-三リン酸(UTP)はシチジン5’-三リン酸(CTP)から生…

高尿酸血症治療薬に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

プロベネシドは、近位尿細管での尿酸の再吸収を抑制し、尿中排浬を促進することにより血中尿酸値を低下させる。 コルヒチンは、炎症組織への白血球や好中球の遊走を促進することにより、痛風発作を抑制する。 アロブリノ-ルは、キサンテンオキシダーゼを活性化し、尿…