酵素

22. 酸化還元反応の電子受容体はどれか。

ATP ビオチン UDP-グルコース NAD+ H2O

21. グルタチオンの特徴はどれか。

7つのアミノ酸よりなる。 活性酸素の一種である。 チオール化合物である。 メチオニンを含む。 糖質を含む。

以下の酵素反応(16-20)はそれぞれEC分類の何群に属するか。

1群 2群 3群 4群 5群

15. リン酸基の転移に関与するのはどれか。

オキシダーゼ プロテアーゼ キナーゼ ホスファターゼ リパーゼ

14. 加水分解反応がかかわるのはどれか。

タンパク質のリン酸化 グリコーゲンの合成 チモーゲンの活性化 アミノ基の転移反応 サイクリックヌクレオチドの合成

13. 転移反応の役割として適切なのを2つ選べ。

栄養素の消化 アミノ酸の代謝 生体高分子化合物の合成 薬物の解毒 チモーゲンの活性化

12. 解毒に係わるのはどれか。

デヒドロゲナーゼ リアーゼ モノオキシゲナーゼ リガーゼ ホスファターゼ

11. 正しい組み合わせはどれか。

デヒドロゲナーゼ ーーー 酸化還元反応 ペルオキシダーゼ ーーー 加水分解反応 モノオキシゲナーゼ ーーー 転移反応 オキシダーゼ ーーー 異性化反応 レダクターゼ ーーー 水和反応

10. アロステリックエフェクターの性質として正しいのはどれか。

高分子化合物 共有結合性の修飾 エフェクターの結合は可逆的 チモーゲンを活性化する 基質がアロステリックエフェクターとして作用する場合ヘテロトロピック効果という。

9. 非共有結合性の活性調節機構はどれか。

リン酸化 脱リン酸化 プロテアーゼによる限定分解 糖化 アロステリック効果

8. 酵素反応速度について正しいのはどれか。

基質濃度と反応速度は反比例の関係である。 基質濃度が十分に高いとき、反応速度は基質濃度に応じて変化する。 酵素の基質濃度は細胞内でKm値付近の値を取る。 酵素反応速度は常に一定の値である。 共有結合性の調節は常に酵素活性を抑制する。

7. 一酸化窒素合成酵素で正しいのはどれか。

酸化還元酵素である。 iNOSはマクロファージに局在する。 カルシウムイオンにより活性が抑制される。 nNOSは細菌感染などにより発現誘導を受ける。 eNOSの活性上昇により血圧が上昇する。

6. グルコキナーゼはヘキソキナーゼのアイソザイムである。両者の特徴で同じものはどれか。

一次構造 組織分布 基質特異性 触媒する反応 生理的な役割

5. 図に示した補酵素は何か

ビオチン FAD CoA NADP チアミン

4. 補酵素(補因子)と反応の組み合わせで正しいのはどれか。

リポ酸 −−− アルキル化 チアミンピロリン酸 −−− リン酸基転移 テトラヒドロ葉酸 −−− メチル基転移 フラビン −−− アミノ基転移 ビオチン −−− 二電子転移

3. 補因子の特徴として正しいのはどれか。

酵素反応に関与しない。 水溶性ビタミンの誘導体が多い。 ポリペプチドである。 反応速度を調節する因子である。 酵素と共有結合しているものを補欠分子族という。

2. 酵素反応の説明として適切なのはどれか。

基質と生成物の構造は相補的な関係である。 基質は酵素の活性中心に結合する。 エナンチオマーはどちらも基質となる。 特定の基質に対し様々な反応を触媒する。 ただ1種類の基質と反応することである。

1. 酵素の特徴として適切なのはどれか。

触媒活性をもつ。 約30種類の酵素が存在する。 反応温度は高いほどよい。 pHの影響を受けにくい。 ひとつの酵素が様々な反応を触媒する。

酵素および酵素反応に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-40)

酵素は反応の進行に必要な活性化エネルギーを低下させる。 多くのリソソーム酵素は弱酸性条件下で酵素活性が高い。 リン酸化により活性が調節される酵素は、リン酸化体が全て活性型である。 反応速度は、競合阻害薬の濃度が一定の場合、基質濃度を高くしても…

91-43 酵素と酵素反応に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

一般に、酵素反応において、基質の鏡像異性体間に反応速度の差はない。 一般に、酵素による反応の速度は、温度による影響を受けない。 基質以外の物質が酵素の活性部位とは別の部位に結合して酵素活性が変化することを、アロステリック効果とよぶ。 競合阻害…

89-40 酵素反応に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

酵素にその基質が結合すると、一般に酵素の立体構造が変化する。 酵素反応の競合的阻害剤が存在すると、見かけのKM(ミカエリス(Michaelis)定数)は阻害剤非存在時より低下する。 ヨード酢酸や重金属イオンによる酵素の不可逆的阻害では、基質濃度を高めると阻…

88-42 酵素と酵素反応に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

動物細胞由来の酵素には、反応の至適pHが酸性のものがある。 インスリンは、前駆体がタンパク質分解酵素により切断されて生じる。 Michaelis 定数(KM)が大きいほど酵素と基質の親和性は高い。 基質の濃度が高くなると、活性が阻害される酵素がある。

93-41 タンパク質と酵素に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

タンパク質を構成する20種類のアミノ酸は、左旋性(−)である。 タンパク質の二次構造には、αヘリックスやβシートなどがある。 タンパク質のユビキチン化は、プロテアソームによるタンパク質分解の標識となる。 酵素タンパク質の活性は、競合阻害剤の添加に…

92-42 タンパク質に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

ヒストンは、DNAに強く結合する酸性タンパク質で、メチル化やアセチル化の修飾を受ける。 タンパク質はそれぞれ固有の等電点を有し、一般にタンパク質がリン酸化されると等電点は影響を受ける。 ヘムタンパク質である酵素にヘムが存在しない場合をホロ酵素と…