細胞

90-52 細胞内小器官に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

リソソームの内部は酸性で、高分子を分解する酵素が含まれている。 ペルオキシソームでは、脂肪酸や毒物が分解される。 ミトコンドリアでは、嫌気的代謝によるATP合成が行われている。 ゴルジ体は、細胞質の可溶性タンパク質を合成する場である。 ほとんどの…

91-53 細胞周期と細胞死に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

S期進行前にDNA損傷を受けた細胞は、G1期で細胞周期が停止する。 アポトーシスは、核の断片化を伴わない細胞死のことである。 細胞死は、正常な個体発生のために必須の現象である。 S期の進行は、コルヒチンで阻害される。

91-43 酵素と酵素反応に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

一般に、酵素反応において、基質の鏡像異性体間に反応速度の差はない。 一般に、酵素による反応の速度は、温度による影響を受けない。 基質以外の物質が酵素の活性部位とは別の部位に結合して酵素活性が変化することを、アロステリック効果とよぶ。 競合阻害…

91-39 タンパク質中のアミノ酸残基に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

開始コドンでコードされるメチオニンは、タンパク質のC末端に位置する。 コラーゲン中のプロリンの多くは、水酸化されている。 タンパク質のリン酸化は、チロシン、セリン又はスレオニン残基で起こる。 ヒストンのリジン残基のアセチル化は、ヒストンのDNAに…

91-14 ウシから得られた日本薬局方医薬品インスリンは次の化学構造で表される。本品に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

ウシインスリンの3つのジスルフイド結合は、いずれも2本のペプチド鎖を互いに結合させている。 ジスルフイド結合は、メルカプト基の脱水縮合反応で形成される。 ジスルフイド結合を完全に切断して得られる鎖長が短い方のペプチドをEdman分解すると、最初にグ…

89-53 真核細胞の細胞内小器官に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

核膜はリン脂質の二重層からなる。 好気的酸化によるATP合成は、ミトコンドリア内で行われる。 リソソームは、不要となった細胞成分や細胞が取り込んだ外来物質を分解する。 分泌タンパク質は、細胞膜に結合したリボソーム上で合成される。 核に局在するタン…

92-52 細胞内小器官に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

リソソームは他種類の加水分解酵素を含んでいる。 ゴルジ体は過酸化水素を生成するオキシダーゼと過酸化水素を分解するカタラーゼを含んでいる。 ミトコンドリアは内膜と外膜の二重の膜構造をもち、内膜にはクリスタとよばれるひだ状構造がある。 ペルオキシ…