分析

90-34 イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。

紫外可視吸光度測定法に比べてバラツキが少なく、精度が高い定量法と言える。 抗体の特異性が高いので、共存物質の妨害を考慮しなくて良い。 ポリクローナル抗体は使用できない。 B/F分離を必要としない方式がある。 原理上、抗体の標識には放射性物質か酵素…

90-29 電気泳動法に関する記述のうち、正しいものはどれか。

電気泳動移動度は物質に固有であり、温度には依存しない。 同一pHにおけるイオンの移動順序は、泳動液に含まれる成分によって影響を受けない。 pH2.0の泳動液を用いてろ紙電気泳動を行うと、グリシンは負極方向に泳動される。 ポリアクリルアミドゲル電気泳…

90-25 紫外可視吸光度測定法に関する記述のうち、正しいものはどれか。

通例、200nmから600nmまでの範囲の光が物質により吸収される程度を測定する。 吸光度は透過度の逆数の常用対数と定義される。 測定には、モノクロメーターを用いる光電光度計または光学フィルターを用いる分光光度計を使用する。 紫外部か可視部かを問わず、…

89-33 イムノアッセイに関する記述のうち、正しいものはどれか。

タンパク質のエピトープは、アミノ酸10〜15残基程度である。 抗体に用いられるのは、通常IgEである。 サンドイッチ法は競合法の一種である。 ラジオイムノアッセイに用いられる放射性核種のうち、一般に125?は3Hや14Cより検出感度が高い。 エンザイムイムノ…

89-29 電気泳動法に関する記述のうち、正しいものはどれか。

タンパク質のSDS-ポリアクリルアミドゲル電気泳動では、タンパク質はその塩基性残基の数に等しいSDS分子がイオン結合した状態で泳動される。 アガロースゲル電気泳動でDNAが分子サイズによって分離できるのは、DNAごとに単位電荷当りの質量が異なるからであ…

88-47 血小板に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

血小板は、骨髄で幹細胞から分化した巨核細胞の細胞片である。 血小板は、コラーゲンに粘着すると活性化される。 活性化された血小板からは、血小板活性化因子(PAF)やトロンビンが放出される。 粘着した血小板は、円板状から球状へと変形し、非可逆的な凝集…

88-44 循環器系に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

大部分の酸素はヘモグロビンと結合して血液中を運搬されるが、大部分の二酸化炭素は炭酸水素イオンの形で運搬される。 冠状動脈は心臓の栄養血管であり、大動脈起始部より枝分かれする。 房室間における興奮の伝導は、特殊心筋とよばれる分化した筋肉により…

88-33 免疫学的測定法に関する記述のうち、正しいものはどれか。

測定に用いる抗体は、濃度が高いほど高感度となる。 標識を導入するのは、抗原だけである。 標識には、放射性同位元素または酵素のみが用いられる。 モノクローナル抗体を用いる系では、交差反応性は認められない。 B(bound) / F(free)分離操作を必要としな…

88-31 次の文章中の(    )に入る字句について、正しい組合せはどれか。

ランベルトーベールの法則によると、吸光度(A)は光の透過距離(l cm)と物質の濃度(c mol L−1)に比例する。比例定数をεとすると、A、c及びεの関係は式( a )で表される。この比例定数εは( b )とよばれ、単位は( c )である。 ある有機化合物の紫外部吸収ス…

88-30 日本薬局方ブドウ糖注射液の定量法に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

本品のプドウ糖(C6Hl2O6)約4 gに対応する容量を正確に量り、アンモニア試液0.2 mL及び水を加えて正確に100 mLとしくよく振り混ぜて30分間放置した後、旋光度測定法により20±1℃、層長100 mmで旋光度αDを測定する。 プドウ糖(C6Hl2O6)の量(mg)= αD × 1895.4で…

88-29 電気泳動法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

イオンの泳動速度は、温度に依存しない。 pHが同じなら、イオンの泳動速度は緩衝剤の影響を受けない。 ゲル電気泳動は、分子量の小さい薬物や生体成分の分離には使用できない。 ゾーン電気泳動の担体には、ろ紙、薄層などが用いられる。 pH 2.0のギ酸緩衝液…

88-28 クロマトグラフ法に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

移動相に用いられるのは、液体と気体だけである。 固定相には液体も用いられる。 薄層クロマトグラフ法における1〜f値の最大値は1である。 カラムの理論段当たり高さは移動相の流速に依存しない。