脂質
リン酸ジエステル結合が存在する。 第3級アミンが存在する。 疎水性構造と親水性構造の両方が存在する。 エステルのカルポン酸部分をオレイン酸からパルミチン酸に置き換えると、不斉中心はなくなる。
ジアシルグリセロール(ジグリセリド)は、生体内の代表的なエネルギー貯蔵物質である。 グリセロリン脂質(ボスホグリセリド)は、生体膜の主要な脂質成分である。 エルゴステロールは、動物細胞膜の主要な構成成分である。 ヒトの循環系において、トリアシルグ…
動脈硬化の発症に深く関わっているコレステロールは[ a ]を出発物質として炭素数30の鎖状構造を持つ[ b ]を経て合成される。その後[ b ]からラノステロールとなり、3個のメチル基が失われて炭素数27のコレステロールが生成する。このコレステロール合…
エイコサノイドには、プロスタグランジン類、ロイコトリエン類の他にアンギオテンシン類が含まれる。 リポキシゲナーゼは、プロスタグランジン類生成を触媒する酵素群の一つである。 ロイコトリエンC4は、気管支平滑筋を収縮させる作用をもつ。
生体膜の基本構造は、リン脂質の二重層である。 ホスファチジルグリセロールとホスファチジルセリンは、中性のpHでは正電荷をもつ塩基性リン脂質である。 生体膜中でほとんどのリン脂質やタンパク質は、膜の平面方向にかなり自由に動き回る。 コレステロール…
主要な生体膜成分である。 生体内の代表的なエネルギー貯蔵物質である。 血小板活性化作用をもつ。 リン酸化体の分解産物は細胞内情報伝達物質である。
細胞膜の脂質二重層のうちの細胞外側は、主に、スフィンゴミエリンとホスファチジルセリンで構成されている。 グルコースなどの親水性分子は、拡散により脂質二重層を透過できる。 拡散により透過できないイオンやアミノ酸などは、膜貫通タンパク質で構成さ…
炭素数20で、4つの炭素−炭素二重結合を有する。 ロイコトリエンを生合成するための前駆体となる。 リン脂質である。
> 中性脂肪は、小腸から吸収され、門脈を経由して肝臓に移行する。 リパーゼは、胆嚢から分泌される キロミクロンは、主に中性脂肪の運搬をになう。 超低比重リポタンパク質(VLDL)は、末梢組織から肝臓へコレステロールを運搬する。
化合物Aのヒドロキシ基はβ配置である。 化合物BのA/B環はtrans配置で結合している。 化合物Cは糖質コルチコイドに分類される。 化合物Dのヒドロキシ基は11位、17位、19位に存在している。
ホスホリパーゼCは、リン脂質のC2位の脂肪酸を加水分解してリゾリン脂質を生じさせる。 脂肪酸は、アシル−CoAのβ酸化で分解される。 脂肪酸は、C2単位の縮合で合成される。 動物はリノール酸を合成出来るので,食品から摂取する必要はない。
本化合物は、スフィンゴリン脂質に分類される。 *印の炭素の立体配置はR配置である。 本化合物が水中で脂質二重層を形成する際、疎水性基どうしが会合する構造をとる。 イオンは脂質二重奏を自由に通過することができる。