17. ケトン体の利用で正しいのはどれか。

  1. クエン酸回路で酸化される。
  2. 肝臓で主に利用される。
  3. 解糖系を逆行してグルコースに変換される。
  4. 3−ヒドロキシ酪酸1分子からアセチルCoA三分子を生ずる。
  5. 脳細胞はケトン体を利用できない。
正解
解説
肝臓はケトン体を作るが、自らは利用しない。ケトン体に糖原性はない。アセト酢酸、3ーヒドロキシ酪酸はアセチルCoA2分子分の燃料となるが、アセトンは代謝燃料として使えない。脳細胞は飢餓状態が持続することでケトン体を利用することが出来るようになる。ケトン体はアセチルCoAに変換されてクエン酸回路で燃焼され、ATPを合成に用いられる。