8. AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)について正しいのはどれか。

  1. cAMPによってアロステリックな調節を受ける。
  2. 脂肪酸合成酵素を活性型に変換する。
  3. アセチルCoAカルボキシラーゼをリン酸化する。
  4. 脂肪酸合成を活性化する。
  5. アシルCoAにより阻害される。
正解
解説
AMP依存性タンパク質キナーゼはアセチルCoAカルボキシラーゼをリン酸化することで不活性型に変換する。この酵素の活性はAMPKキナーゼがリン酸化することによる共有結合性の修飾で活性化される。cAMPはプロテインキナーゼAがAMPKKをリン酸化することで活性化することによりAMPK活性に影響する。アシルCoAによる阻害はAMPKに対して直接的な作用では無く、AMPKKを阻害することに依る。