2012-10-29 8. AMP活性化タンパク質キナーゼ(AMPK)について正しいのはどれか。 cAMPによってアロステリックな調節を受ける。 脂肪酸合成酵素を活性型に変換する。 アセチルCoAカルボキシラーゼをリン酸化する。 脂肪酸合成を活性化する。 アシルCoAにより阻害される。 正解c 解説AMP依存性タンパク質キナーゼはアセチルCoAカルボキシラーゼをリン酸化することで不活性型に変換する。この酵素の活性はAMPKキナーゼがリン酸化することによる共有結合性の修飾で活性化される。cAMPはプロテインキナーゼAがAMPKKをリン酸化することで活性化することによりAMPK活性に影響する。アシルCoAによる阻害はAMPKに対して直接的な作用では無く、AMPKKを阻害することに依る。