7. 脂肪酸合成を活性化するのはどれか。
- 正解
- e
- 解説
- 脂肪酸合成は材料となるグルコースの供給とアセチルCoAカルボキシラーゼの活性に依存する。アセチルCoAカルボキシラーゼのアロステリックな調節機構として、クエン酸は酵素を活性の高い多量体に変換する。一方、アシルCoAはネガティブフィードバックにより酵素活性を阻害する。
- 共有結合性の調節として、AMP活性化プロテインキナーゼAMPKがアセチルCoAカルボキシラーゼをリン酸化し、不活性型とする。AMPKはAMPKキナーゼによるリン酸化で活性化される。AMPKKはプロテインキナーゼAによりリン酸化され活性化される。アシルCoAはAMPKKを活性化する。インスリンはプロテインホスファターゼ活性化によりアセチルCoAカルボキシラーゼを活性型に変換する。