7. 脂肪酸合成を活性化するのはどれか。

  1. AMP依存性タンパク質キナーゼ活性化
  2. AMP依存性タンパク質キナーゼキナーゼ活性化
  3. クエン酸濃度低下
  4. プロテインキナーゼAの活性化
  5. アセチルCoAカルボキシラーゼの脱リン酸化
正解
解説
脂肪酸合成は材料となるグルコースの供給とアセチルCoAカルボキシラーゼの活性に依存する。アセチルCoAカルボキシラーゼのアロステリックな調節機構として、クエン酸酵素を活性の高い多量体に変換する。一方、アシルCoAはネガティブフィードバックにより酵素活性を阻害する。
共有結合性の調節として、AMP活性化プロテインキナーゼAMPKがアセチルCoAカルボキシラーゼをリン酸化し、不活性型とする。AMPKはAMPKキナーゼによるリン酸化で活性化される。AMPKKはプロテインキナーゼAによりリン酸化され活性化される。アシルCoAはAMPKKを活性化する。インスリンプロテインホスファターゼ活性化によりアセチルCoAカルボキシラーゼを活性型に変換する。