5. アセチルCoAカルボキシラーゼの補因子はどれか。

  1. S-アデノシルメチオニン
  2. テトラヒドロ葉酸
  3. フラビンモノヌクレオチド
  4. ビオチン
  5. ピリドキサルリン酸
正解
解説
アセチルCoAカルボキシラーゼは脂肪酸合成の原料となるアセチルCoAをマロニルCoAに変換し、脂肪酸合成酵素の基質を供給する、脂肪酸合成経路の律速である。ATPのリン酸基を遊離する自由エネルギーでビオチンを補酵素とする反応で二酸化炭素を活性化し、マロニルCoAを生ずる。クエン酸が活性化し、長鎖脂肪酸は抑制する。カルボキシラーゼはATPとビオチンが関わる反応である。