反応速度論

8. 競合阻害剤の特徴はどれか

生成物と結合する。 酵素の活性中心とよく似た構造をもつ。 酵素のKm値を見かけ上増加させる。 阻害は不可逆的である。 最大反応速度を低下させる。

7. 疾患と用いられる酵素反応阻害剤の組み合わせについて正しいのはどれか

ノイラミニダーゼ阻害剤 ーーー インフルエンザ感染抑制 アンギオテンシン変換酵素阻害剤 ーーー 解熱鎮痛 モノアミン酸化酵素阻害剤 ーーー 高脂血症 環状ヌクレオチドホスホジエステラーゼ阻害剤 ーーー 抗うつ薬 HMG-CoA還元酵素阻害剤 ーーー エイズ治療…

6. ラインウィーバー・バークのグラフについて正しいのはどれか

X軸の単位はmole/Literである。 Y軸との交点はKm値を示す。 傾きは反応速度を示す。 阻害剤の作用により傾きが小さくなる。 酵素量の増加はY切片を減少させる。

5. 酵素反応速度を測定しLineweaver-Burkプロットを描いた(x)。拮抗阻害の効果を示すグラフはどれか。

4. ミカエリス・メンテンが仮定した定常状態について正しいのはどれか。

反応開始直後のごく短い時間である。 基質濃度がほぼKmとなる。 酵素基質複合体濃度が一定となる。 反応速度は増加し続ける。 基質濃度が一定に保たれる。

3. 酵素反応速度について正しいのはどれか。

酵素濃度が低いほど高まる。 Km値よりはるかに低い基質濃度では、基質の濃度変化に影響されない。 温度にほとんど影響されない。 生成物の濃度に比例する。 阻害剤によって低下する。

2. 酵素反応における基質濃度、生成物濃度、酵素、酵素基質複合体濃度の時間経過による変化を模式的に示した。酵素反応速度の変化に一致するのはどれか。

1. 酵素反応速度を調べることで明らかにならないのはどれか。

酵素定量の手段 酵素の一次構造 酵素の基質特異性 ある基質に対するKm値 代謝経路における酵素の役割

90-41 酵素反応に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

ミカエリス(Michaelis)定数(Km)は、反応速度が最大値(Vmax)の半分となるときの酵素濃度である。 酵素に競合的阻害剤を加えても、Michaelis定数(Km)は阻害剤非存在下と変わらない。 Michaelis定数(Km)が大きいほど、酵素と基質の親和性が低い。 Michaelis-Men…