74. 基質レベルのリン酸化と共役する反応はどれか。

  1. スクシニルCoA → コハク酸
  2. 2-オキソグルタル酸 → スクシニルCoA
  3. イソクエン酸 → 2-オキソグルタル酸
  4. コハク酸 → フマル酸
  5. フマル酸 → リンゴ酸
正解
解説
順に、スクシニルCoAシンテターゼ、2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ、イソクエン酸ヒドロゲナーゼコハク酸ヒドロゲナーゼ、フマラーゼの反応である。
解糖系のホスホグリセリン酸キナーゼ、ピルビン酸キナーゼに加えて、クエン酸回路のスクシニルCoAシンテターゼの反応はスクシニルCoAが高エネルギー化合物であり、高エネルギーリン酸化合物の中間体を経て基質レベルリン酸化でATPではなくGTPを作る。GTPヌクレオシド二リン酸キナーゼによりATPに変換される。