2011-10-06 74. 基質レベルのリン酸化と共役する反応はどれか。 11クエン酸回路 スクシニルCoA → コハク酸 2-オキソグルタル酸 → スクシニルCoA イソクエン酸 → 2-オキソグルタル酸 コハク酸 → フマル酸 フマル酸 → リンゴ酸 正解a 解説順に、スクシニルCoAシンテターゼ、2-オキソグルタル酸デヒドロゲナーゼ、イソクエン酸デヒドロゲナーゼ、コハク酸デヒドロゲナーゼ、フマラーゼの反応である。解糖系のホスホグリセリン酸キナーゼ、ピルビン酸キナーゼに加えて、クエン酸回路のスクシニルCoAシンテターゼの反応はスクシニルCoAが高エネルギー化合物であり、高エネルギーリン酸化合物の中間体を経て基質レベルリン酸化でATPではなくGTPを作る。GTPはヌクレオシド二リン酸キナーゼによりATPに変換される。