2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

109. 4塩基の回文配列を含むのはどれか。

5’-TTTTTTTTT-3’ 5’-GCAAATATC-3’ 5’-AGCCCCCG-3’ 5’-AGAGAGAG-3’ 5’-TTTTCCCC-3’

108. 回文配列はどれか。

5’-TTTTTTTTT-3’ 5’-GCGCGCGC-3’ 5’-GGCCCCGG-3’ 5’-AGAGAGAG-3’ 5’-TTTTCCCC-3’

107. 制限酵素について正しいのはどれか。

エキソヌクレアーゼ活性をもつ。 真核細胞の細胞質に存在する。 チモーゲンの一種である。 配列特異的なエンドヌクレアーゼ活性をもつ。 ATPが触媒活性に必須である。

106. 二本鎖DNAの熱変性で正しいのはどれか。

ヌクレアーゼの活性化による。 水素結合が切れる。 二本鎖構造を維持する。 急冷により元に戻る。 塩基配列が変化する。

105. 二本鎖DNAを加熱するとおこるのはどれか。

変性 再生 ハイブリッド形成 切断 アニーリング

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翻訳・転写に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-54)

真核細胞のrRNAは、核小体で合成される。 tRNAはアミノ酸と結合し、mRNA上のアンチコドンに結合する。 核内のタンパク質は、核内で翻訳される。 膜結合リボソームでは、分泌タンパク質が作られる。

遺伝子に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-53)

ゲノム解析から、ヒト細胞1個に含まれる遺伝子の数は約300,000個であることが明らかとなった。 ゲノムの塩基配列は、個体によって異なる部分がある。 サザンブロット法により、特定の遺伝子の存在を知ることができる。 大腸菌のプラスミドにクローン化され…

DNAと染色体の構造に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-52)

B型DNAは、右巻き二重らせん構造である。 B型DNAは、1回転当たり21塩基対である。 セントロメアDNAは、サテライトDNAのひとつである。 ユークロマチンは、ヘテロクロマチンより凝集度が高い。

真核細胞の転写に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-51)

tRNAは、RNAポリメラーゼⅠにより転写される。 アンドロゲン受容体は、転写制御因子として機能する。 mRNAの3'端にはpoly(U)が付加される。 Small nuclear ribonuclear protein (snRNP)は、mRNAのスプライシング反応に関与する。

ヒトの甲状腺に関する記述のうち誤っているのはどれか。1つ選べ。(95-47)

DNAには2-デオキシリボースが、RNAにはリボースが含まれるろ胞腔のコロイドには、チログロブリンが含まれる。 ヨウ素は,甲状腺ペルオキシダーゼにより酸化された後、ろ胞腔へ輸送される。 モノヨードチロシンとジヨードチロシンは、チログロブリンのチロシ…

核酸の構造と性質に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-43)

DNAには2-デオキシリボースが、RNAにはリボースが含まれる。 DNAおよびRNAを構成する塩基のうち、アデニン、グアニン、シトシンはDNAとRNAの両者に共通であり、残りの1種類はDNAではウラシル、RNAではチミンである。 DNAの熱変性は、分子内ホスホジエステル…

ヒトでのグリコーゲン代謝に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-41)

グリコーゲンにグリコーゲンホスホリラーゼが作用すると、グルコース1-リン酸が生成する。 グリコーゲンホスホリラーゼの活性は、プロテインキナーゼCが触媒するリン酸化により調節される。 グリコーゲンの多糖鎖の伸長には、UDP-D-グルコースが用いられる。…

生体エネルギーに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-42)

解糖系の中間代謝物であるホスホエノールピルビン酸は、分子内に高エネルギーリン酸結合を有する。 クレアチンキナーゼは、クレアチンリン酸(ホスホクレアチン)のリン酸基がADPに転移する反応を触媒する。 ミトコンドリアの電子伝達系(呼吸鎖)を構成する…

酵素および酵素反応に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。(95-40)

酵素は反応の進行に必要な活性化エネルギーを低下させる。 多くのリソソーム酵素は弱酸性条件下で酵素活性が高い。 リン酸化により活性が調節される酵素は、リン酸化体が全て活性型である。 反応速度は、競合阻害薬の濃度が一定の場合、基質濃度を高くしても…

ヘパリンに関する記述の()の中に入れるべき語句の正しい組み合わせはどれか。(95-39)

ヘパリンは、D-グルコサミン、(a)およびL-イズロン酸からなる多糖であり、(b)を多く含む。マスト細胞(肥満細胞)などで合成され、血液凝固(c)活性を有する。 abc 1D-グルクロン酸硫酸基阻害 2D-グルクロン酸硫酸基促進 3D-グルクロン酸リン酸基阻…

95-14パルミトイルオレオイルホスファチジルコリンの化学構造に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

リン酸ジエステル結合が存在する。 第3級アミンが存在する。 疎水性構造と親水性構造の両方が存在する。 エステルのカルポン酸部分をオレイン酸からパルミチン酸に置き換えると、不斉中心はなくなる。

95-15 糖質に関する記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

水溶液中のD-グルコースの環状構造は、アルデヒド基に対するヒドロキシ基の分子内求電子付加反応によるヘミアセタール形成に基づく。 水溶液中のD-グルコースの環状構造は、鎖状構造を経て、α-アノマーとβ-アノマーの間で相互変換する。D-グルコースとL-グル…

104. プロテインキナーゼBについて正しいのはどれか。

ファルネシル化している。 PHドメインをもつ。 受容体チロシンキナーゼによりリン酸化される。 カルシウムイオンにより活性化される。 PI3キナーゼにより直接リン酸化される。

103. RASタンパク質について正しいのはどれか。

リン酸化された受容体に結合する。 MAPキナーゼ(Erk)をリン酸化する。 MAPキナーゼキナーゼキナーゼ(Raf)を活性化する。 3量体Gタンパク質のαサブユニットにより活性化される。 cAMPが結合する。

102. 受容体チロシンキナーゼドメインをもたないのはどれか。

インスリン受容体 インスリン様増殖因子1受容体 アドレナリンβ3受容体 EGF受容体 PDGF受容体

101. 相互作用する分子で正しい組み合わせはどれか。

プロテインキナーゼA ーーー ジアシルグリセロール プロテインキナーゼC ーーー ホスファチジルイノシトール三リン酸 PI3キナーゼ ーーー cAMP Akt ーーー Sos Ras ーーー GTP

100. 細胞膜受容体に対する核内受容体の特徴はどれか。

伝達速度が速い 膜貫通部位をもつ DNAに結合する キナーゼ活性をもつものが多い 水溶性シグナル分子と結合する

99. チロシンキナーゼ活性をもつのはどれか。

サイトカイン受容体 MAPキナーゼキナーゼ MAPキナーゼ ホスホリパーゼC カルモジュリン

98. Gタンパク質共役型受容体のシグナル伝達と関係ないのはどれか。

JAK ホスホリパーゼC プロテインキナーゼA プロテインキナーゼC IP3依存性カルシウムチャンネル

97. 受容体のシグナル伝達に対するコレラ毒素の作用として正しいのはどれか。

アデニル酸シクラーゼ活性を抑制する。 GsのαサブユニットをADPリボシル化する。 ホスホジエステラーゼを阻害する。 グルカゴンの受容体結合を阻害する。 アデニル酸シクラーゼをリン酸化する。

96. ホスホリパーゼC-βの反応により生ずるのはどれか。

ジアシルグリセロール ホスファチジン酸 ノルアドレナリン cAMP cGMP

95. 一酸化窒素により増加するセカンドメッセンジャーはどれか。

cAMP カルシウムイオン イノシトールトリスリン酸 cGMP ジアシルグリセロール

94. プロテインキナーゼAを活性化するのはどれか。

ジアシルグリセロール カルシウムイオン アデノシン三リン酸 クエン酸 サイクリックAMP

93. 核内受容体に結合するのはどれか。

アセチルコリン グルカゴン アドレナリン テストステロン 黄体化ホルモン